コーデックとビットレート

ウォークマンへ転送できる音楽ファイルのコーデックとビットレートの一覧表&特徴

Table of Contents

各コーデックの特徴

コーデック特徴
ATRAC3VME搭載機の場合、最も長時間再生できる省電力なフォーマット。
エンコードは高速だが、音質は並以下。
SonicStageCPの録音フォーマットの設定でATRACの132kbpsを選択したときのみATRAC3、
それ以外のビットレートを選択したときはATRAC3plusとなる。
SonicStageCPでエンコードしたものはギャップレス再生対応。
ATRAC3plusATRAC3をベースに後から開発された規格。64kbpsなどの低レート時では他の規格よりも得意。
高圧縮のため再生時の負荷は高めで、MP3・AACよりも若干バッテリの持ちが悪くなる。
SonicStageCPでエンコードしたものはギャップレス再生対応。
従来、ATRACシリーズは著作権に厳しいとされていたが、著作権保護をかけないことで、
他のPCやメディアへの自由なコピー&再生や、SonicStageでウォークマンへ転送した音楽ファイルを、元のPCに戻すことも可能になった。
MP3幅広く使われているメジャーな規格で互換性が高く扱いやすい。
異なる音量のファイルを均一に揃えるMP3Gainが使えるのもメリット。
音質は64kbpsなどの低レートは得意とせず、高レートになるほど高音質な模様。
AACiTunesなどで採用されてソニーも対応した新しい規格。
異なる音量のファイルを均一に揃えるAACGainが使えるのもメリット。
SonicStageCPとiTunesではAACのエンコーダーが違うのでソフトによって音質は変わってくる。
HE-AACauのLISMOなどで採用されているAACをベースとした規格。低ビットレートでもそこそこの音質。逆に言い換えるとそこそこのビットレートを確保できるならHE-AACである必要は無い。
VME搭載のウォークマン(S700F/S600/Eシリーズ)には転送できない点と、DSEEが無効になる点は注意。
古いバージョンのSonicStageでは、PC上で再生できるもののウォークマンに転送できない。
その場合は、SonicStageのバージョンアップが必要になる。
WMA特に無理してこれを選ぶ価値はないかと。ウォークマンには関係ないが、DRM付きWMAはかなり負荷が高くなる。
WMPでなにもしらずに著作権保護をかけたまま取り込んで転送できない人も・・・
AALATRAC Advanced Losslessの略称。可逆圧縮規格。
設定したATRAC3/ATRAC3plusのビットレートのデータ+原音との差分を記録したデータで劣化なく音楽を保存できる。
その分データサイズが他のコーデックと比べ大きくなる。
対応するウォークマンにはAAL全体の転送か、ATRAC3/ATRAC3plus部分だけを取り出し転送も出来る。
転送時間が長くなりやすいのが欠点。
WAV
(リニアPCM)
非圧縮のため音質の劣化は無いがファイルサイズが非常に大きくなるため実用的とはいえない。
HDDタイプ・Hi-MDタイプではモーターの駆動頻度が増えるため再生負荷が非常に大きい。
また、処理能力が低いDAPもバッテリーの消耗が激しくなることが多い。
しかしメモリータイプのウォークマンでは、非圧縮音源であるリニアPCMは解凍(伸張)処理が必要ないため、
長時間の連続再生が可能である。あまり多く曲を聴かないか、高音質で聴きたい人向けと言ってもいいだろう。

各コーデック比較

再生時間

それぞれ連続再生時間の長い順に並べてあります。

VME非搭載機 NW-S730Fカタログ値
コーデックリニアPCMMP3WMAAACHE-AACATRAC3ATRAC3plusAALATRAC3plus
ビットレート1411kbps128kbps128kbps128kbps48kbps132kbps48kbps64kbps128kbps
再生時間NC OFF時約41時間約40時間約40時間約38時間約38時間約37時間約35時間約34時間約33時間
NC ON時約31時間約30時間約30時間約29時間約29時間約28時間約27時間約27時間約26時間
VME搭載機 NW-E020Fカタログ値
コーデックATRAC3ATRAC3plusMP3AACATRAC3plusリニアPCMWMA
ビットレート132kbps48kbps128kbps128kbps128kbps1411kbps128kbps
再生時間約30時間約28時間約28時間約28時間約27時間約25時間約24時間


電池持続時間は、ONにしている機能やビデオ再生時、FM受信時など機器の状態によって変わってきます。
詳しくは公式FAQにある、各機種の電池持続時間の項目を参照してください。
上に並んでいるビットレートより高くすると、記載の連続再生時間より少なくなります。

※S610Fシリーズ以降は、リニアPCMがATRAC3・AACより連続再生時間が長くなった。

音質

ビットレート音質オススメのコーデック
64kbpsMP3<<WMA≒ATRAC3plus≦HE-AACHE-AAC
128kbpsATRAC3(132kbps)≦MP3≦ATRAC3plus≒WMA<AACAAC
192kbpsATRAC3plus≦AAC≦MP3MP3
256kbpsWMA≒AAC≦ATRAC3plus≒MP3MP3
320kbpsWMA≒AAC<ATRAC3plus≦MP3MP3


  • 書いてることにはなんの保障もありませんのであくまで参考程度に。自分の耳で判断するのが一番。
    また、MP3やAACなどの不可逆コーデックに関しては、エンコーダーという圧縮プログラム自体の出来によっても音質が異なる。
    MP3ではLame、AACではiTunesのエンコードエンジンを利用することを推奨する。
  • 一般的にMP3の192kbps以上から聞き分けるのが難しくなってくるとされている。
    256kbpsと320kbpsの順位は同じ。差は微々たるもの。
  • 表はCBRでの比較だが近年CBRにするメリットは少なくなっている。VBRにしたほうが同じ容量でも高音質。
    利用率が多いのはやはりLAMEのVBRだと思われる。なおSonicStageでMP3にエンコードする際はCBRしか選択できない。

容量

圧縮方式・ビットレートにより取り込める曲数は変わる。
(基本的に同じコーデックの場合は128kbpsと256kbpsで容量は1:2の比率になる)
ただし(例)16GBだからといって16GB分入るわけではない。
容量の一部がデータ管理に使用されるため、16GBで実使用可能領域は約15.1GB(16,219,340,800バイト)である。
詳しくはカタログの注釈、公式のFAQで調べてみてください。

転送時間

ビットレート次第(音楽ファイルのデータサイズ次第)
ATRACに変換して転送するより、元のファイルのコーデックのままで転送するほうが速い。

SonicStage V Ver.5.0の対応表

左の各機種に転送できるコーデックとビットレートを見ることができます。

コーデックATRAC3ATRAC3PlusAALWAVMP3WMAAACHE-AACリニアPCM
ビットレート(kbps)66105132486496128160192256320352-141132-32048-19232-32032-3201411
CDからの録音××*1*2*3*4
NW-X1000
NW-A910
NW-A800×××
NW-A600×××*5×××
NW-S730F/S630F/S630FK
NW-S710F/S610F
NW-S700F/S600×
NW-S200F×
NW-E010××
NW-E000××××
NW-E300××××××
NW-E100/E400/E500××××××××××
NW-E7/E10×××××××××××××××
NW-E75/E95/E99×××××××
NW-MS70D×××××××
メモリースティック×××××
*1 96,112,128,160,192,224,256,320のみ
*2 48,64,96,128,160,192のみ
*3 80,96,128,160,192,256,320のみ
*4 40,48,64,80,96のみ
*5 本体ソフトウェアをVer.2.00以上にバージョンアップする必要があります。

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Last-modified: 2009-05-05 (火) 12:32:58 (492d)